運用上の異常・侵害検出のトラブルシューティング-SecurityMatters の場合

Submitted by Shin Kai on

 

異常および侵害検出は産業サイバーセキュリティの関係者間では関心度の高い問題である。企業は、知的な攻撃者であれば最も強固な防壁をも突破することを理解しており、警戒のポイントは害敵の侵入後の影響をいかに最小限にとどめるかに移ってきているからである。ここでは素早い検出こそが必須要件であり、異常・侵害検出のソリューションプロバイダがすでに多様な方策を提供している。

サイバーセキュリティが異常・侵害検出ソリューションの主要な動機ではあるが、実のところ、サイバーセキュリティが産業系企業の最大の利益というわけではない。これらのソリューションは企業が、安全を脅かすインシデントや法令違反や運用上の混乱を引き起こしかねない制御機器の故障発生やオペレータの運転ミスや未承認の変更を検出してトラブルシューティングするのに役立っている。 これらの幅広い利益を認識することは、企業が異常・侵害検出技術に投資を行うことに承認をあたえる一助となる。最近、セキュリティマターズ(SecurityMatters)がARCに行った事業説明ではこの当たりが議論のポイントになった。(Sid Snitkin)