ヴァーヴ･インダストリアル･プロテクションがICS 設備資産管理の新版を発表

RKNeal 傘下のヴァーヴ･インダストリアル･プロテクション（Verve Industrial Protection）はこのほど、同社のVerve Asset Manager（VAM）2.0 のリリースを発表した。VAM はヴァーヴ・セキュリティ･センタ（Verve Security Center）の基礎となるコンポーネントの1つであり、設備資産の可視化とプロファイルに重要な価値を提供する。

VAM は産業用制御システム（ICS）に特化した設備資産の管理及び監視ツールである。OS をベースとしないプラントの特定機器へと拡張するために構築されたVAM は、ほぼ常に手作業で在庫管理されほとんど更新されることのない制御機器のプロファイリングを自動化するだけでなく、複数のセキュリティおよび管理機能を供給する。

VAM 2.0 は、オリジナル版の機能性の拡張版である。分析に対して一段と高度化されたユーザインターフェースを含むばかりでなく、初期ベースラインの特定と自動設備検出の機能を含む。これにより、VAM 2.0 は、直ちに設備総覧（asset inventory）を構築できるばかりでなく、ネットワークのベースライン図を生成できる。