シュナイダー、組込み機能を拡充したHMI/SCADA ソフトウエア更新版を発表

Submitted by Shin Kai on

 

シュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)はこのほど、先代モデルを大幅に刷新し機能向上を実現したサイテクト(Citect) SCADA 2016 の提供開始を発表した。Citect SCADA 2016 は引続き同社のHMI/SCADA ソフトウエア製品揃えのなかで主要な役割を果たし続ける。今回の更新の主要な動機は、複雑性を低減させ、組込み型の展開機能を拡張することにあった。

労働力人口の遷移、サイバーセキュリティに対する懸念の高まり、市場の動態、規制要求の増加は、世界規模で産業系企業に対して重い課題を生み出している。これらの市場の動力は、重要設備資産の管理の簡素化や、一段の自動化と制御システムの最適化や、プロセス向上の改善のための支援を求める引き金となっている。これらの課題は、運用上の敏捷性を維持しつつ、一方でセキュリティや規制遵守に対する影響や安全性のリスクを犯すことなしに、より効率的な運用を実現したいという要求によって一段と増幅されてきている。

Citect SCADA 2016 は、既存のSCADA システムの価値を拡張する強化機能を通じてこれらの懸念事項に対処するのに役立つとともに、新規のユーザに対しても、エンジニアリングの単純化の促進や、調整や、効率性の課題に十分な性能を提供する。