シュナイダーとハリバートン、石油の開発生産管理で提携

Submitted by Shin Kai on

 

シュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)はこのほど、ハリバートン(Halliburton)の事業系列で、統合E&P(Exploration & Production)ソフトウエアを提供するランドマーク(Landmark)との協働プロジェクトを発表した。このプロジェクトの初期の目標は、設備性能を向上し、意思決定を簡素化し、および運用インテリジェンスを強化することである。すでに進行中のこのプロジェクトは、油田の採掘現場から経営管理室に至るまでE&P の意思決定者に対し、事業の業績をリアルタイムで統合的に見せることによる透明性を提供することを目指している。

E&P 企業にとって、業績は、彼らの設備のポートフォリオ内の詳細な技術的、運用的、経済的知識と関連している。シュナイダーエレクトリックは、同社のIoT 対応のオープンで相互運用可能なシステムアーキテクチャとエコストラクシャ(EcoStruxure)プラットフォームをランドマークのデシジョンスペース(DecisionSpace)と接続するためにランドマークと提携し、両社が個々の設備とポートフォリオ全体のリアルタイムなデジタル情報管理を構築できるようにする。

この共同作業は、上流工程における業務のさまざまな側面にまで及ぶ見通しで、これには運用管理、生産監視、生産自動化などを含む。(Tim Shea)

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