シーメンス、IIoTの運用システムに影響を及ぼすMindSphere を創出

Submitted by Shin Kai on

 

シーメンス(Siemens)は先頃、ドイツのミュンヘン(Munich)本社で開催したシーメンス・イノベーション・デイ(Siemens Innovation Day)のイベントにおいて、クラウド・ベースで産業用IoT (IIoT)のためのオープン運用システムであるマインドスフィア(MindSphere)を紹介した。マインドスフィアは市場で提供が開始されているいくつかの産業用運用システムプラットフォームのうちの1つであり、これらプラットフォームについては、エンドユーザとOEM が、グローバル規模での競争の圧力増に対抗しつつそれぞれの企業の生産性と収益性を向上させるという課題に対応する手段として、特性と技術の差異を追求して評価を行っているものである。

技術的な先進性がその評価における重要な要素であることに違いはないが、エンドユーザとOEM はさらに、オートメーションと他の企業アプリケーションとの統合を拡大しつつ、それぞれのもつ現存の資産を最善に活用し最適化するエコシステムを提供するソリューションも探している。シーメンスはマインドスフィアを拡張性のあるサービスとしてのクラウドプラットフォーム(PaaS)として規定しており、そこでapps とデジタルサービスが開発・展開され、それにデータ分析機能や接続性、開発者向けのツールや、幅広いアプリケーションとサービスが付随する。(Craig Resnick)

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