シマンテック、包括的クラウドセキュリティソリューションを発表

サイバーセキュリティ企業のシマンテック（Symantec Corp.）はこのほど、包括的なクラウドセキュリティを提供するシマンテック・クラウド・セキュリティ・プラットフォーム（Symantec Cloud Security Platform）を発表した。企業のクラウドアプリケーション及びインフラへの関心が急速に高まる状況を背景として、同社は、重要設備資産とユーザとデータの一段と強力な防護と拡張した可視性とよりよい制御を通じて、クラウド世代への移行を支援する。同プラットフォームは、企業の情報セキュリティ最高責任者（CISO）が、シームレスなセキュリティのためにクラウドと従来型オンプレミスの環境を統合するとともに、クラウドの受容をセキュアに実現するための完結的な手段を提供する。

従来型の領域制限を越えてユーザとデータを防護する手段として、シマンテックのデータロス防止機能とウェブ・セキュリティ・サービス（WSS）を統合する。さらに、新マルウエア分析アドバンスト・サービス（MAAS）がWSS 内のファイルを保護された領域内でプログラムを動作させるサンドボックスによって防護し、WSS の新ユニバーサルポリシーによって既存のオンプレミスポリシーからクラウドへの移行を迅速化させる。また、アマゾン・ウェブ・サービス（AWS）およびマイクロソフト・アジュール（Microsoft Azure）のワークロード向けにクラウド・ワークロード保護（Cloud Workload Protection）の提供を開始することなどにより、公衆クラウド基盤を防護しサービスとしてのプラットフォーム（PaaS）を提供する。