シーク、インダクティブ・オートメーションのイグニッションSCADA への接続性を提供開始

シーク（Seeq Corporation）はこのほど、インダクティブ・オートメーション（Inductive Automation）が提供するイグニッション（Ignition）SCADA システムとの接続性の提供を開始すると発表した。このシーク・コネクタは、インダクティブ・オートメーションの顧客がシーク・ワークベンチ（Seeq Workbench）を用いて自らのデータに関する知見を深めるのを可能にし、設備の可用性や製品品質やプロセス効率の向上の結果として生産実績を向上させるためのよりよい判断を下すのに役立つ。

シークは、プロセス製造業のエンジニア向けに生産データを調査し知見を共有するためのソフトウエアアプリケーションを提供している。シークもインダクティブ・オートメーションもともに多くのプロセス製造産業の顧客を有しており、これには石油・ガスからユーティリティ、医薬品、発電事業者が含まれる。両社とも、遠隔設備監視やエッジコンピューティングといった産業用IoT （IIoT）展開に向けた支援を構築している。シークとイグニッションSCADA システムの製品のプレビューに参加した企業には、それらの製造業者と化学、食品・飲料蒸留業界が含まれる。