オープンフォグ・コンソーシアムがフォグコンピューティングの参照アーキテクチャを公表

オープンフォグ・コンソーシアム（OpenFog Consortium）はこのほど、モノのインターネット（IoT）、5G、人工知能（AI）アプリケーションのデータ集約型要件を可能にするよう設計された普遍的な技術フレームワークであるオープンフォグ参照アーキテクチャ（OpenFog Reference Architecture：RA）を公表した。このRA は、複雑なデジタルのやり取りにおける高性能、相互運用性、セキュリティを実現可能にするために必要となる標準の確立に向けた重要な第一歩となる。

同RAは、フォグコンピューティング向けの業界標準を主導する高次のフレームワークである。オープンフォグ・コンソーシアムは、IEEE などの標準化機関と協働して、ユーザ、機能、アーキテクチャの厳格な要件を生成し、加えて相互運用が可能な設計を導入するためのアプリケーション・プログラム・インターフェース（API）の詳細と性能測定基準を策定している。