インダクティブ・オートメーションとシーラス・リンクがネットワークエッジ向けアプリを発表

Submitted by Shin Kai on

 

インダクティブ・オートメーション(Inductive Automation)とシーラス・リンク・ソリューションズ(Cirrus Link Solutions)は、イグニッション(Ignition)製品の新製品ラインとして、ネットワークのエッジ向けに開発したイグニッション・エッジ(Ignition Edge)を3月28日に発売すると発表した。同ニュースは米フロリダ州オーランド(Orlando)で開催されたARC インダストリ・フォーラムの記者発表会で発表された。

米カリフォルニア州フォルソム(Folsom)に本社を置くインダクティブ・オートメーションは、産業オートメーション用ソフトウエアの開発会社である。主力製品であるイグニッションは産業用アプリケーションプラットフォームの一種であり、HMI、SCADA、IIoT におけるソリューションを構成するための統合ツールを備えている。

イグニッション・エッジは軽量、低コストのイグニッション製品ラインの1つであり、ネットワークのエッジにおけるフィールド機器およびOEM機器内に組込まれる。イグニッションは中央のサーバ上で機能し、複数のクライアントに展開するよう設計されているのに対し、イグニッション・エッジ製品はエッジ部における機器に実装され得る。イグニッションとイグニッション・エッジをともに活用することで、組織はよりスケーラブルなエンタープライズ規模のシステムの構築が可能になる。