化学業界におけるインダストリ4.0

Submitted by Shin Kai on

 

OSI ソフト(OSIsoft)の欧州・中東・アフリカ(EMEA)ユーザ会議が2016年10月に独ベルリン(Berlin)で開催された折に、コベストロ(Covestro)のフェリックス・ハーニッシュ(Felix Hanisch)氏が基調講演で同社の視点から見た化学業界のインダストリ4.0に関して語った。

特殊ポリマー製造のコベストロは2015年にバイエル(Bayer)から分離した会社である。ハーニッシュ氏はプロセス業界にとってクラウド、ビッグデータ、インダストリ4.0がどのような意味を持つかを語った。同社は、スマートな発想とスマートな製品とで世の中を「より明るい場所」にすることを事業目的に掲げている。ハーニッシュ氏は、インダストリ4.0のどの曲面が斬新であり、化学工業はどのようにすればこれを有効に活用できるかを説明し、コベストロのデジタリゼーションのロードマップを披露した。