プラントやインフラのためのエンジニアリング設計の動向と技術

Submitted by Shin Kai on

 

エンジニアリング設計ツール(EDT)は主に、社会基盤プロジェクトとプロセス、電力、および海洋プロジェクトの2つの主要産業分野で活用されている。双方の分野において、モノのインターネット(IoT)、レーザスキャニングと測光3Dモデル、先進的な設備情報システムはすべて、今日のデジタル設備資産をサポートし、プラント、建物、船舶やその他の設備をスマートでつながるようにすることができる。これら、およびその他の新技術、ツール、取組みは、エンジニアが設備を設計し、投資プロジェクトを管理し、設備を運用主体に引き渡す(ハンドオーバーの)方法に変化をもたらしてきている。

ARC は、インフラとプラント設計の2つのセグメントをさらに細かく分類している。インフラは、ユーティリティ(上下水道システム、ガス・石油配送パイプライン、電力送配電、通信)、建物と施設(住宅、非住宅建物、工業施設)、重量構造物・土木建設プロジェクト(橋梁、ダム、高速道路、道路、土地開発)、その他のインフラ(専門貿易、輸送、空港、鉄道システム、港湾施設など)の4つの主要な分野に分けている。これらの業界分野の事業では、いくつかの領域(建物および施設、代替エネルギ発電)で成長しているが、その他の分野(石油・ガスの上流開発工程事業向けの投資プロジェクト)では減速を示している。(Dick Slansky)

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