アズビルセキュリティフライデー、サイバー攻撃侵入検知アプリを発売

Submitted by Bob Mick on

アズビルセキュリティフライデーは2016年1月18日、IT システムに侵入したサイバー攻撃を検知するネットワークセンサVisuact-X (ビジュアクトエックス)を2月1日に販売開始すると発表した。ソフトウエアのライセンス販売およびセキュリティ事業者へのOEM 提供で販売し、ライセンス販売の価格は200万円から。

IT システムに侵入したサイバー攻撃の早期検知はサイバーセキュリティ対策の技術課題となっている。Visuact-X には、同社のコア技術であるVisuact テクノロジ(Windows ネットワークを見える化する技術)と、新たに独自に開発したTAAN1 テクノロジを組合せて搭載している。TAAN1 は、企業内IT システムを流れるネットワークパケットを多面的に分析し、企業内ITシステムに侵入したサイバー攻撃をリアルタイムに検知する。

Visuact-X はネットワーク監視型を採用しており、他のシステムと干渉しないため、稼働中のIT システムに悪影響を及ぼすことなく導入でき、また他のセキュリティ製品と組合せることも可能である。例えばエンドポイントやゲートウェイ監視などのセキュリティ製品と組合せることで、精度の高いサイバー攻撃検知システムの構築が可能になる、という。