TCS がボイス・オーバーLTE ソリューションを発表

Submitted by Bob Mick on

タタコンサルタンシーサービシズ(Tata Consultancy Services : TCS)はこのほど、同社のネットワーク機能仮想化(NFV)コンサート(Concerto)プラットフォームを活用した仮想化ネットワーク向けのボイス・オーバー(voice over)LTE を可能にするソリューションを発表した。

仮想化やクラウドなどのデジタル技術は、インテリジェントでプログラマブルな次世代型ネットワークの開発の駆動力となっている。スマートデバイスが急成長し、モバイル・データの需要が激増している今日的な世界において、仮想化モバイル・ネットワークは、サービスの俊敏性と拡張性を向上することにより高度なエンドユーザ経験を保持するのに役立つ。

TCS は、仮想化ネットワークのボイス・オーバーLTE の展開と検証を実証するためにインテル(Intel)のジーオン(Xeon)プラットフォーム上で、ブロケード(Brocade)、メタスイッチ(Metaswitch)、イクシア(Ixia)と協働している。このことは、新たな事業機会を生み出し、製品開発を簡素化するのに役立ち、さらに顧客がネットワーク仮想化の採用に確信をもって取組むことを支援する。

TCS のNFV Concerto プラットフォームは、ブロケードの仮想化イボルブド・パケット・コア(Evolved Packet Core)、メタスイッチの仮想化インターネット・マルチメディア・システム(Internet Multimedia System)と セッション・ボーダー・コントローラ(Session Border Controller)、およびイクシアのイクスロード・ワイアレス(IxLoad Wireless)を統合し、仮想化モバイル・ネットワーク上でボイス・オーバーLTE サービスを実現するのに成功している。このソリューションは、レッド・ハット(Red Hat)のオープンスタック(OpenStack)を活用しているインテル・ジーオンのプロセッサベース・サーバ上で展開される。(Neelam Singh)

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