ストラタスがサードパーティ保守事業のリーガル・メインテナンス・ソリューションズを買収

Submitted by Bob Mick on

連続可用性ソリューションの提供で有力なストラタステクノロジーズ(Stratus Technologies, Inc.)はこのほど、サードパーティ保守とストラタス製品のサポートプロバイダであるリーガル・メインテナンス・ソリューションズ(Regal Maintenance Solutions)を買収したと発表した。この買収は、ストラタスが、計画外の稼働停止を最小化し、将来も継続利用が可能であることの保証を求める自動化システムの必要性に対応するための付加的リソースを提供するのに役立つ。

計画外の稼働停止は、今日の自動化システムにとって最重要の課題である。今日の世界の実装ベースのかなりの割合の自動化システムが、少なくとも20年以上使用されており、適切に維持するのがますます難しく、さらに費用がかさむようになっている。プロセス業界に限っても計画外の稼働停止の平均的な影響度は、200億ドル、あるいは年間生産のほぼ5%に匹敵し、産業組織が、(自動化の)総資産利益(ROA)を向上するための最善策の一つとして、自動化に起因する計画外の稼働停止を最小化させている。

計画外の稼働停止は、深刻な事業結果をもたらす。例えば、石油化学プラントにおけるすべての生産損失の2~5%は、計画外の稼働停止に起因する。別のより具体的な事例では、2,000馬力の天然ガス圧縮ステーションでの計画外の稼働停止は、オーナオペレータに1時間当たり1万ドルの損害を与え得る。信頼性の専門家は、プロセス業界において、計画外の稼働停止が、保守のための計画的な稼働停止の10倍の費用がかかると推定している。(Craig Resnick)

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