シュナイダーエレクトリック・ソフトウエアがワンダーウエアの接続性を拡張

Submitted by Bob Mick on

エネルギ管理とオートメーションの世界的専門企業であるシュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)の一部門であり、産業ソフトウエア大手のシュナイダーエレクトリック・ソフトウエア(Schneider Electric Software)はこのほど、ワンダーウエア運用統合サーバ(Wonderware Operations Integration (OI)Servers)を発表した。同製品は、データ層から業務やERP 層に至るまで企業全体にわたる接続性を高めるのに役立ち、クラウド対応型の通信戦略を支援する。

同製品は、シュナイダーエレクトリック・ソフトウエアのIIoT 接続戦略の一部である。この新たなOI サーバの固有の基本設計概念により、増加し続けるデバイスの統合が可能になり、スマート・シティや地理的に分散している産業での利用に適合し、同様に世界規模で地域分散しているシステム間の統合も可能にする。

ワンダーウエア(Wonderware)のオープン・プラント主義に則って構築されたOI のリリースは、アレン・ブラッドリー(Allen-Bradley)、GE、モドバス(Modbus)、シーメンス(Siemens)といった主要なPAC およびPLC ブランド製品を継続サポートしており、さらに、オートメーションダイレクト(Automation Direct)、CoDeSys(Bsch, 3S, Eaton, WAGO)、ベッコフ(Beckhoff)、バックネット(BACnet)、三菱(Mitsubishi)およびOpto 22 のサポートを追加している。これは、新プロトコルと機能性をサポートする予定の一連の継続的なリリースの第一弾である。(Craig Resnick)

/blog/arcwire-industry-news