シーメンスとIBM、クラウドベースのビル・エネルギ管理ソリューションで共同

Submitted by Bob Mick on

シーメンスのビルデイング・テクノロジーズ(Siemens Building Technologies)事業部とIBM はこのほど、シーメンスが持つビルの専門知識とIBM がもつ Internet of Things(IoT)の知見を活用するクラウドベースのソリューションを発表した。これにより、つながるビルと、それらが生み出すデータの可能性を最大限に引き出し、不動産を保有する企業 が業界領域を越えて業績を伸ばし、エネルギ効率の目標を達成できるようになる。

ビル管理運営のインテリジェント化は、クラウド・コンピューティング、データ分析およびインテリジェント・フィールド機器を通じて、仮想と現実の世界を構築された環境内で効果的に融合することにより、急速に進展している。こうした動きは、不動産を事業の成功に向けての動的な貢献要因へと変えて行く。今回のソリューションは、効率性を高め経費を節減して収支を改善しながら、意思決定プロセスを支える高い透明性と柔軟性を提供することにより、変革のチャンスに対応する。

シーメンスは、分析や資産管理などを含むIBM のワトソン(Watson) IoT事業部門が提供するソフトウエアを、ナビゲータ(Navigator)と呼ぶクラウドベースのエネルギおよび持続可能性の管理プラットフォームに統合する。(Sal Spada)

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