シーメンス: 産業用PC オートメーションをデジタライゼーションのビジョンに紐付ける

Submitted by Bob Mick on

主要なトレンドの1つであるデジタリゼーションは、産業用モノのインターネット(IIoT)、インダストリ4.0、スマート製造およびデジタル・プラントと密接な関係がある。それを何と呼ぼうと、つながるデバイスやその他のスマート設備によって生み出された膨大な量のデータを扱うことは、バリューチェーン全体にわたってデータをつなぎ、選択し、蓄積し、分析したい企業にとって主要な課題である。デジタライゼーションによる利益は、プラントや製品エンジニアリングにおける高効率性の獲得から連続プロセスや品質改善、予知保全による機器の高可用性に及ぶ。

工場や作業現場における機械設備の中で、産業用PC はデジタル・エンタープライズ内で重要な役割を果たすために進化してきた。産業用PC は、作業現場(あるいは現場近く)のユーザが、企業レベルのデジタル・リンクを提供しつつ、データを入力し、アクセスし、操作し、さらに分析するのを可能にし、それによって生産性や、柔軟性や、効率性や、品質を改善するのに役立っている。

ARC アドバイザリ・グループがこのほど説明を受けて学んだところでは、シーメンス(Siemens)は、産業用PC の活用を基盤として、製品、生産、プラントのライフサイクルの全ての段階におけるシームレスな接続性をマシン・ビルダとエンドユーザに供給するための明確なビジョンと製品戦略を策定した。(Fabian Wanke, David Humphray)

/blog/arcwire-industry-news