SAP がボッシュとIoT テストベッドで連携

Submitted by Bob Mick on

SAP はボッシュ(Bosch)や他のグローバル・パートナー企業と連携して、ドイツの「プラットフォーム・インダストリ4.0 」と産業用インターネット・コンソーシアム(IIC)の技術標準を結合しようと試みている。この結合により、SAP のIoT アプリケーションはエッジにおける情報とつながり、IoT アプリケーション・サービスとセンサのようなエッジ・デバイス間のデータ交換ができるようになる。

テストベッドにおける他のパートナー企業は、フランスのダッソー・システムズ(Dassault Systemes)とインドのタタ・コンサルタンシー・サービシズ(Tata Consultancy Services: TCS)である。TCS はデータ収集を担当している。ボッシュは、エネルギ・コンポーネントを提供し、プラントの全ての機械類からデータを継続して収集し、製造業の工程内で消費される電力量についての情報の流れを生み出す。ダッソーの3D Experience Platform は、全てのプラントの機械類や機能の多次元的表現をもたらし、SAPは、予知分析機能とビッグデータ向けの強力なプラットフォームとデータベースを提供する。

SAP Plant Connectivity やSAP Manufacturing Execution Suite のような標準品を使用することにより、SAP は、製造データを統合し、調整することができる。このIoT アプリケーションは、生産中に何が起きるのかを予知でき、それに従ってプロセス実行を変更できる。(Chantal Polsonetti)

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