ロックウェル、機械の安全開発を簡素化するツールキットを発表

Submitted by Bob Mick on

ロックウェル・オートメーション(Rockwell Automation)はこのほど、安全ライフサイクル・ツールキット(Safety Lifecycle Toolkit)を発表した。これは、ISO 12100、ISO 13849、ANSI B11:0 の各標準規格に規定されている通りの機械の安全ライフサイクル全体を完成するために単一環境を提供するように設計されている。

製造エンジニアは通常、機械の安全システムを開発・特定する際に、多種多様なツールを活用しており、しかも、未だにその大部分を手作業に依存している。このツールキットは、単一スイートを提供することによって、安全開発の工程全体を通じて適合性を管理し、文書化し、確認するのに役立つ。これには、2つのツールが統合されており、それらはソリッドセーフ(SolidSafe)のRASWin ソフトウエアツールと、接続部品アクセラレータ・ツールキット(Connected Components Accelerator Toolkit : CCAT)である。これらのツールをあわせ用いることにより、エンジニアは1つの環境内で機械安全ライフサイクルのステップを段階的にたどることができ、国際標準規格への準拠を示す文書を得ることができる。

ユーザーは、入力、ロジック、出力デバイスを含む個別の安全機能に関する複数の要素を選択することが可能で、性能レベルの要件が満たされていることを確認するためのシステマ(Safety Integrity Software Tool for Evaluation of Machine Applications: SISTEMA)計算ファイルを入手できる。(Craig Resnick)

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