ロックウェル、バッチ・アプリケーションの更新版を発表

Submitted by Bob Mick on

ロックウェル・オートメーション(Rockwell Automation)はこのほど、同社のファクトリトーク・バッチ・ソフトウエア(FactoryTalk Batch software)の最新版を発表した。バッチ処理を実行している生産会社を対象にしたこの新ソフトウエアは、組込みモビリティ機能によって拡充したユーザ体験を提供する一方、プラントレベルのコーディネーションとあわせて分散型スキッドレベル段階の拡張性と応答制御の強化に役立つよう設計されている。

この新ソフトウエアを同社のシーケンスマネージャ(SequenceManager)ソリューションに統合することにより、コントローラかサーバのいずれかのレベルでバッチシーケンスを可能にする。これにより、マシンビルダはテスト済みのスキッドを開発・提供できるようになるが、これにより、エンドユーザ側の評価および試運転の労力を低減しつつエンドユーザのバッチプロセスに組込みできるようになる。それはまた、小規模なコントローラベースのバッチシステムを使用している製造企業が、大規模なサーバベースのバッチシステムに拡張する際に必要となる改変作業を最小限にするのに役立つ。このソフトウエアの新モバイル支援は、一段と直観的なワークフローを生み出し、作業手順数を軽らして協働を高めるのに役立つ。(Craig Resnick)

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