オートメーションの現状に別れを告げる-ARCフォーラムから

Submitted by Bob Mick on

第20回ARC年次産業フォーラムが米フロリダ州、オーランド(Orlando)で今週開催され、25カ国300社から700人以上が参加した。基調講演はすべて、フォーラムのテーマである「変革する産業:技術革新の新時代を方向づける」(Industry in Transition: Navigating the New Age of Innovation)を反映し、さらにオートメーション産業のために行動を起こす役割を果たした。

最初の基調講演全体を通して、いくつかの共通するメッセージが見られた。​​​これらには、変革を起こす技術革新はもはや一選択肢ではなく、経営課題に対処するために効率的に革新しない企業は、簡単に消滅するだろうというメッセージを含む。このことは、技術エンドユーザと技術サプライヤの両者にあてはまる。知ってのとおりオートメーション技術にはつい最近になって漸進的な革新が見えてきたものの、それが、早急にかなり劇的に変わろうとしている。

今年の冒頭基調基調講演の発表者は、ARCの創設者で社長のアンディ・チャサ(Andy Chatha)、エクソンモービル開発(ExxonMobil Development)の設備 I&E部長のサンディ・ヴァッサー(Sandy Vasser)氏、エクソンモービル・リサーチ・エンジニアリング(ExxonMobil Research & Engineering)のプロセス・コントロール部、主任エンジニアのドン・バージアック(Don Bartusiak)氏、およびジョージア・パシフィック(Georgia-Pacific)のイノベーション&オペレーション・エクセレンス副社長のマイク・キャロル(Michael Carroll)氏であった。これに引き続き活発なパネル討論があり、ABBプロセス・オートメーション部門社長のピーター・テルビッシュ(Peter Terwiesch)氏とロックウェルオートメーションのコントロール・プロダクツ&ソリューション部、シニア副社長のブレイク・モレ(Blake Moret)氏がサプライヤ側から参加し、彼らの視点を提供した。(Paul Miller)

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