メンター・グラフィックス、電子機器製造のためのIoT デバイスとデータ収集ソリューションを発表

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メンター・グラフィックス(Mentor Graphics Corporation)はこのほど、新たなオープン製造言語(Open Manufacturing Language : OML)通信標準に基づき、作業現場のあらゆる装置や工程から実データを収集するソフトウエア組込みの堅牢なハードウエア・デバイスであるValor internet of things (IoT) Manufacturing ソリューションを発表した。同製品は、製造環境や作業工程にプラグ・アンド・プレイ開発や最小限の変更を加えるだけで、インダストリ4.0 やスマートファクトリなどの先進的な事例の円滑な導入を可能にする。

同製品は、内蔵インターフェースを介して、表面実装技術(SMT)装置、スクリーン・プリンタ、リフロー炉、検査装置、テスト装置などを含む製造フロー全体に加え、システム組立、テスト、修理などの手動工程からもデータを収集し、正規化する。この製品はまた、装置と制御フローを制御するOML を用いた簡潔な標準手法も提供する。MES、ERP、サプライチェーン、PLM などのエンタープライズ・アプリケーションにValor IoT Manufacturing を接続すると、作業現場向けのITプロジェクト展開を加速できる。(Dick Slansky)

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