マイクロソフト、アジュールIoT ハブの一般提供を開始

Submitted by Bob Mick on

マイクロソフト(Microsoft)は、アジュールIoT ハブ(Azure IoT Hub)の一般提供を2月4日から提供する。アジュールIoT ハブは、大容量のメッセージを送受信するIoT デバイスを接続し、設定し、管理する手段を提供する。IoT ハブは、ユーザのデバイスとクラウド上のソリューション間のブリッジであり、ユーザがリアルタイムでそのデータを蓄積し、分析し、実用化できるようにする。同サービスは、既にIoT分野で広く使用されているMQTT、HTTPS、AMQPS などのオープン・プロトコルによってデバイスからクラウドへ、またクラウドからデバイスへの双方向通信を可能にする。IoT ハブは、他のアジュール・サービスとの統合を簡素化する。IoT事業を強化するのに役立つ洞察を見出すためのアジュール機械学習(Azure Machine Learning)や、膨大な数のデバイスの監視と対応行動を同時進行で実行することによって、リアルタイムでそれらの洞察を実用化するアジュール・ストリーム・アナリティクス(Azure Stream Analytics)などがこれに含まれる。

IoT ハブのサービスが、カスタマイズ型IoT ソリューションに対応した基本サービスであるのに対して、マイクロソフトは、事前設定済みのIoT ソリューションも提供するため、構築にかなりの時間を要した作業が今やアジュールIoT スイートの活用で、非常に短時間のうちに自動的に提供される。(Craig Resnick)

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