IIoT 技術活用でバルブ関連の予期せぬ稼働停止を低減- エマソンの事例

Submitted by Bob Mick on

米フロリダ州オーランド(Orlando)で開催されたARC アドバイザリ・グループの第20回年次インダストリ・フォーラムにおいて、エマソン・プロセス・マネジメント(Emerson Process Management)の事業部門であるフイツシヤ・バルブズ(Fisher Valves)のシニア・リサーチ・スペシャリストのショーン・アンダーソン(Shawn Anderson)氏は、どのように同社のIIoT の活用がエンドユーザのバルブ関連で計画外の稼働停止を低減するのに役立っているかに関する講演を行なった。

エマソンのアンダーソン氏のグループはまず、多くのバルブの健全性に関するデータを現場から収集し、ラボで生み出されるより現実的なバルブ故障情報を提供するための手法として、IIoT 技術を採用することに着目した。そこでIIoT 技術が、顧客のバルブ保守活動を最適化するのに役立つ遠隔監視サービスの開発によく適合することが、ほどなく明らかになった。ARC が確認するところでは、他の有力企業も同様のプロセスを踏んで、IIoT が可能にする技術を活用して重要な設備を対象とする新たな効果的な予知的あるいは処方的な保守サービスを提供している。

アンダーソン氏は、フイツシヤ・バルブズの戦略、達成した成果、学んだ教訓、拡張の計画、さらに保守の最適化にIIoT技術を採用することを検討中の他の企業への推奨を語った。(David Clayton, Paula Hollywood)

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