IFS がEAM とESM のMainIoT ソフトウエアを買収

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グローバル企業向けアプリケーションの提供で有力なIFS はこのほど、MainIoT Software Oy(MainIoT)の株式100%を買収することで所有者と合意したと発表した。買収額は現金で支払われる。MainIoT は、企業設備管理(EAM)や企業サービス管理(ESM)向けのソフトウエア・ソリューションに加え、エネルギ、プロセス、製造とサービス産業分野の企業に対するマスター・データ管理に関するソリューションも提供している。

これからIFS の一部門になるMainIoT にはSSAB、キャベリオン(Caverion)、ネステ(Neste)、ガスム(Gasum)、エンパワー(Empower)、メイントパートナーズ(Maintpartners)のような周知の企業を含む200社以上の顧客があり、これらの顧客は、IFS の実績のある業界別ソリューションばかりでなく、業界のリーダとして独立したアナリストから認知されているグローバル企業アプリケーションのベンダとしてのIFS の強みも利用できる。MainIoT はこれまで、フインランドのヘルシンキ(Hersinki)とタンペレ(Tampere)の2つの事務所をもつソルテック(Solteq Oyj)の一部門であった。同社は、2015年度に500万ユーロの売上と25%の利払い前・税引き前・減価償却前・その他償却前利益(EBITDA)があった。(Ralph Rio)

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