IBM、ワトソン組込み型デバイスの実験的プラットフォームを立上げ

Submitted by Bob Mick on

IBM はこのほど、認識(cognition)を体現できるよう設計されたシステム非依存型の新プラットフォーム、プロジェクト・イントゥ(Project Intu)の実験的な立上げを発表した。開発者は、この新プラットフォームを用いて、さまざまなエンドユーザのデバイスのフォームファクタにワトソン機能を組込むことができるようになる。実験版のプロジェクト・イントゥには、ワトソン開発者クラウド(Watson Developer Cloud)を通じてアクセス可能であり、またイントゥ・ゲートウェイ(Intu Gateway)やギットハブ(GitHub)上でも利用可能である。

プロジェクト・イントゥは、開発者が、スペース(spaces)や、アバタや、ロボットや、他のIoT デバイスなどさまざまなフォームファクタ内にコグニティブな経験を創り出そうとする際のプロセスを簡素化し、それが、物理的な世界の中にコグニティブ技術を拡張する。同プラットフォームは、デバイスがユーザと、より自然に相互連携できるようにし、異なる感情や振舞いを引起し、ユーザにとって一段と意味があり没頭できる体験を創出する。(Ralph Rio)

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