横河電機、米加州にIIoT のアーキテクチャ開発室を設立

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横河電機は2016年11月4日、米国カリフォルニア州に産業用IoT (IIoT)のアーキテクチャを専門に開発する組織として、アーキテクチャ開発室カリフォルニア(Architecture Development Division California)を11月1日に開設したと発表した。

マーケティング本部事業開発センターの傘下に設けられた同開発室は、IT 企業の集積が進みIIoT 開発も活発な米国西海岸に本拠を置き、パートナー企業と密接に連携しながら開発を進める。まずは、同社のシステムやサービスを熟知した自社のエンジニアと、アメリカで採用したIT に精通したエンジニアとの混成チームで活動を開始する。

オフィスは当面、同社が資本参加したフォグコンピューティング技術開発のフォグホーン・システムズ(FogHorn Systems)と、IIoT サイバーセキュリティ開発のベイショア・ネットワークス(Bayshore Networks)のエンジニアリングオフィスに置きつつ、2017年4月には自社オフィスを構える計画である。

今後は、顧客に安心で使いやすいIIoT 基盤の提供を目指して、IIoT やクラウドコンピューティングを活用したサービスを企画する機能を追加し、5年後には50人の体制を目指す。(Shin Kai)

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