パンドウィット（Panduit Corp.）は、新ユニバーサル・ネットワーク・ゾーン・システム（Universal Network Zone System）の発売により同社のネットワーク・ゾーン・システムの品揃えを拡大する。新システムは、設計にさらなる柔軟性をもたらすことで、企業管理レベルとプラント現場の間にEtherNet/IP ネットワークの素早く信頼性の高い実装展開を実現する。このユニバーサル・ネットワーク・ゾーン・システムは、パンドウィットの優良事例をもとに開発され、UL 508A、Type 4/12 または4X、 IP66 、CE などの標準規格に対応することにより、ネットワークの安全性と信頼性を向上する。
ARC アドバイザリ・グループのコンサルティング部門VP であるクレイグ・レズニック（Craig Resnick）は、次のようにコメントしている。
「IT とOT の融合に向かって進展している市場において、ユーザは、柔軟で迅速、設置や導入時間が短縮化でき、リスクや当て推量や不確かさを最小限に抑制できるような産業用ネットワーク・ゾーン・ソリューションを探している。なぜなら、これら市場を推進する要素は、エンド・ユーザやOEM が技術的な専門知識を消耗損失することで弱められ、それはエンドユーザやOEM がもはや、システム配置や設計、コンポーネントの選定や購買、システムを実装し故障点検できるような社内の技術的人材を保有していないからである。パンドウィットのユニバーサル・ネットワーク・ゾーン・システムは、多種多様なスイッチやケーブルに適合する拡張性と、開発・設計済みで事前パッケージ化されたシステムを提供することでこれらの市場からの要求に対応する。また、素早いシステムの接続性と診断機能を目的として論理的に設計された配線管理システムを備えている。さらに、経験の少ない作業員でも安全に、確実に、素早く実装、配備できる。また最後に、多種多様なアプリケーション向けに適切な出力、電気、安全の標準規格と認証に対応している」（Craig Resnick）