GE は、このほどスペインのバルセロナ（Barcelona）で開催されたモバイル世界会議（Mobile World Congress）において、デジタル産業エコシステムの成長に向けた初のプログラムとなるGE デジタル・アライアンス・プログラム（GE Digital Alliance Program）を通じて、同社プレディクス（Predix）プラットフォームを一般に開放すると発表した。この新たな提携プログラムは、システム・インテグレータ、通信サービス事業者、独立系ソフトウエア事業者、技術企業、再販売業者とGE の技術およびデジタル産業向けの専門知識を結び付けるよう考案されている。GE と提携する会員企業は、初めて、彼らの開発者を教育、認定し、インダストリアル・インターネット向け同社クラウド・プラットフォームであるプレディクスと連携して産業用アプリ（apps）の構築を始めることができるようになる。
このプログラムはまた、参加者がGE デジタル（Digital）の販売、マーケティングおよび技術的資源を活用できるようにするとともに、デジタル・ツール、訓練や使用可能性、オンライン・コンテンツやアセット、Predix 認定、開発者サンドボックス、共同登録や貢献度に応じた特別利益などへのアクセスも可能にする。この動きは、新たなアプリケーション開発に焦点を絞って、プレディクスをインダストリアル・インターネット開発者のエコシステムに取込む役割を果たす。GE はまた、同プログラムの一環として、インテル（Intel）、キャップジェミナイ（Capgemini）、TCS、 デロイト・デジタル（Deloitte Digital）、インフォシス（Infosys）、ジェンパクト（Genpact）、ソフテック（Softtek）やウィプロ（Wipro Limited）との新たな協業を明らかにした。（Craig Resnick）