独トルンプとシーメンスが提携、積層造形の生産工程利用を促進

Submitted by Bob Mick on

​レーザ加工機メーカの独トルンプ(Trumpf)とエンジニアリング技術大手シーメンス(Siemens)はこのほど、レーザによる金属融合(metal fusion)技術を産業化し、積層造形のプロセスを金属部品の製造工程における一構成部分とするために提携すると発表した。両社は現在、3D プリンティングで造形される金属部品の設計と製造段取りのためのソフトウエアソリューションの開発に力を入れ、連携している。 狙いは、トルンプのプリンティングマシンの金属粉末床ベースのレーザ金属融合(LMF)の全プロセスをシーメンスのNX ソフトウエアに統合し、簡素化するところにある。

この包括的な提供製品は、トルンプ製プロセッサ技術を搭載した積層造形および3D プリント作業段取り向けの部品設計とエンジニアリングに活用できるようになる。このソリューションは、最近発表された積層造形に対応したNX ソフトウエア技術をトルンプ製プロセッサと統合し、Trumpf TruPrint レーザ・メタル・フュージョン・プリンタと共に販売される計画である。(Dick Slansky)

https://arcadvisorygroup-public.sharepoint.com/blog/arcwire-industry-news