AT&T とシュナイダー、EVC ステーション・データ利用の概念実証ソリューションを開発

Submitted by Bob Mick on

AT&T とシュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)はこのほど、施設管理者や車の運転者が電気自動車充電(EVC)システムのデータにアクセスできるようにする概念実証(proof of concept)ソリューションを開発した。これは、よりインテリジェントな電力の負荷配分や効果的なエネルギ・アクセス管理の実現に役立つ。この概念実証は、AT&T Internet of Things (IoT)ソリューションを使用して、シュナイダーエレクトリックのEVlink 充電ステーションをバックエンド・システムに統合可能なクラウド・プラットフォームに無線でつなぐ。このIoT が可能にするソリューションは、ステーションの運転員と車のドライバーの双方にソリューションを提供することを目指している。この技術の試行実験は、米国内の複数の都市で行われる計画である。

このソリューションの概念実証は、AT&T の実験室(AT&T Foundry for IoT Innovation)で開発・検証された。またこの概念実証は、EVC コントローラからの各種データ集計と画面表示のためにAT&T Flow Designer とAT&T M2X を用い、ネットワーク接続機能や繋がるデバイスの管理の目的でAT&T Global SIM とAT&T Control Centerを活用し、車の運転者のデータ活用のためのシュナイダーエレクトリックのEVlink との統合にMobile Apps を使用する。

シュナイダーエレクトリックのEVlink は、世界中の商用と家庭用の双方で利用可能なアプリケーションである各種EVC ステーションとサービスを提供する。この概念実証ソリューションに使用されているEVlinkステーションは、当初は米国のシュナイダーエレクトリックの事務所のあるテキサス州ダラス(Dallas)、ノースカロライナ州ローリー(Raleigh)、テネシー州ナッシュビル(Nashville)、カリフォルニア州コスタメサ(Costa Mesa)で実験が行われる予定である。(Craig Resnick)

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