ロックウェル、マシンビルダ向けにクラウド対応の機械分析機能アプリケーションを発表

Submitted by Bob Mick on

ロックウェル・オートメーション(Rockwell Automation)はこのほど、マイクロソフトのアジュール(Microsoft Azure)クラウドに対応し、装置製造メーカにIoT 対応の設備や機械から得られる情報を提供するアプリケーションとして、ファクトリトーク・アナリティクス・フォー・マシン(FactoryTalk Analytics for Machines)を発表した。この情報は、スマートマシンを製造するのに多額の投資を行ったマシンビルダの役に立ち、その装置の導入設置後、装置の使用と性能に関してこの情報を最適に活用できるように設計されている。この情報は、それを必要とする適格な人に対して適格なタイミングで提供されることで、機械運転を向上するのに役立つ。

この新アプリケーションは、ロックウェル・オートメーションの拡充した情報ソリューション(Information Solutions)戦略の一環として、導入設置済みのシステムの性能分析機能へのアクセスを提供することで、装置製造メーカがその顧客をよりよく支援するために追加的な洞察を得られるようにする。この機能は、デジタル変革期に活動する製造企業にとって、つながる技術を活用することで、保守費用を軽減しながら高可用性と高生産性を推進するのに役立つ。

OEM は、彼らが提供する機械上にファクトリトーク・クラウド(FactoryTalk Cloud)ゲートウェイデバイスを組込むことができる。一端試運転の調整が済むと、機械がデータを収集し始める。選択されたコントローラからのデータは、セキュアな方法でFactoryTalk のクラウドアプリケーションに送信される。これの実現には、装置製造メーカやエンドユーザによる設定はほとんど必要としない。その後、装置製造メーカは、事前に設計したダッシュボードを通じてリアルタイムに分析機能や情報にアクセスすることができる。(Craig Resnick)

/blog/arcwire-industry-news