安全性、セキュリティとオートメーション専門家の役割- ARC フォーラムから

Submitted by Bob Mick on

オートメーション戦略の設計、導入、運用に関わっている担当者は、プロセスの安全性やサイバーセキュリティといった領域で拡大している新たな彼らへの期待に直面して、自らの役割が変化してきたことを認識している。オートメーション担当エンジニア、安全担当エンジニア、サイバーセキュリティ専門家といった従来の役割分担の境界が曖昧になりつつある。

とはいえ、オートメーションの専門家が、複雑なIT システムやネットワークやセキュリティ管理システムを設計し、運用し、維持管理するエキスパートになることを期待することはできない。彼らの時間と資源は限られており、さらにこれらの技能を学び、実際に適用することに費やされる労力が、制御戦略を開発し、適用し、維持するのに必要とされる労力を損なうことになるからである。

サイバーセキュリティ対応策で「人」の要素を計画する際に、必要となる訓練規範(disciplines)に含まれる要件を特定し検討することは絶対に必要なことである。ARC アドバイザリ・グループは、米フロリダ州オーランド(Orlando)で先ごろ催した2016年インダストリ・フォーラムでワークショップを設け、エンドユーザや製品・技術提供企業の事例や経験を踏まえて、これら要求される訓練規範に含まれる事柄を検討した。(Eric Cosman)

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