2016年ハノーバー・メッセが開幕- 産業用IoT の新情報を探る

Submitted by Bob Mick on

ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相と米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が開会を宣言して、2016年のハノーバー・メッセ(Hannover Messe)が正式に開幕した。同展示会は、20万人近い参加者を集める大規模なイベントで、今年は、米国が協賛国として参加している。それほど大規模なイベントで、話題がたった一つということはあり得ない。展示会場を大きく占有している分野は、産業用オートメーション(Industrial Automation)、デジタル・ファクトリ(Digital Factory)、エネルギ(Energy)、工業製品供給(Industrial Supply)、研究&技術(Research & Technology)の標記のもとに分類されている。これらの話題性のある標記分野は、IIoT/Industrie4.0 のビジョンで見事に統一されている。

このようにハノーバー・メッセは多面的である一方、今年は、IIoT の成果に関する参加者の議論が期待されている。見るべき物が沢山あるが、3つの分野におけるIIoT の新情報に期待している。すなわち、センシングと機器の統合化、IIoT のネットワーク・エッジ、システム/機器管理、である。(Harry Forbes)

https://industrial-iot.com/2016/04/the-2016-hannover-messe-whats-new-for-the-industrial-iot/