2016年1月度の米ISM 製造業景気指数-4カ月連続して後退も新規受注と生産は回復

Submitted by Bob Mick on

世界最大の供給管理の組織である米供給管理協会(Institute for Supply Management: ISM)が毎月公表するISM 製造業景気指数によれば、2016年1月度の製造業セクタにおける経済活動は、4カ月連続して縮小したが、経済全般においては80 カ月連続で拡大した。

1月度の製造業の購買管理インデックス(PMI)は、12月度の季節変動調整済みの値である48%と比較して0.2ポイント上昇して48.2%となり、成長の分岐点50%を割込んで4カ月連続して縮小したことを示した。

1月度のISM の新規受注インデックス(New Orders Index)は、12月度の季節変動調整済みの値である48.8%と比較して2.7ポイント上昇して51.5%となり、新規受注において2カ月連続して後退した後、成長に転じた。

1月度のISM の生産インデックス(Production Index)は、12月度の季節変動調整済みの値である49.9%と比較して0.3ポイント上昇して50.2%となり、生産において2カ月連続して後退した後、成長に転じた。

1月度のISM の雇用インデックス(Employment Index)は、12月度の季節変動調整済みの値である48%と比較して2.1ポイント下降して45.9%となり、雇用面で2カ月連続して縮小を示した。

全18製造業中8業種が拡大を記録したが10業種は縮小した。(Steve Clouther)

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